メモ

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戸籍統一文字情報の明朝体デザイン（途中）

間違いがあるかも……

• 国語施策情報システム の『表外漢字字体表』にある、常用・表外漢字両者の『明朝体活字のデザインについて』に掲げてあるものを中心に戸籍統一文字情報でどこまで区別しているか。

• 1　へんとつくり等の組合せ方について
• （1）大小，高低などに関する例
• ないと思うので省略。

• （2）はなれているか，接触しているかに関する例
• 区別無し。「睡異戴冀糞翼驥曖弄」
• 見つけたので言うとkoseki-030950は完全に接触。

• 2　点画の組合せ方について
• （1）長短に関する例
• 区別無し。「雪鱈満無嘸廡憮撫蕪斎取諏掫趣陬輙娵幸倖圉報睾禽擒檎」（「雪鱈」に関しては突き出す・出さないの区別あり。「幸」を含む字で「睾」以外は下の横画が短い。「禽」を含む字はぐうのあしの3画目での区別あり。）

• （2）つけるか，はなすかに関する例
• 区別無し。「『癶部』備奔『穴冠』湿『欠部』『黽部』竈蠅繩晃幌滉冥幎暝榠溟瞑螟蜃唇宸蜃辱震」（「癶」ではつけるのと離すのが混在。あなかんむりも混在。「欠部」も同様に混在。「黽部」は離すものが多いが、混在。）

• 区別あり。「龜」（koseki-551940koseki-551960）「鼇」（koseki-546020koseki-546050）

• 付けるか離すかではないが「koseki-284680」と「koseki-284700」のあなかんむりの形が異なる。
同じくkoseki-437420とkoseki-437430の「厂」の長さが異なる。

• （3）接触の位置に関する例
• 区別なし。「岸『豕部（象豙を除く）』像啄塚壕嫁家琢稼糘縁蒙派脈蚕『大冠』印『白部』伯岶怕拍柏泊狛珀粕人囚閃曼慢漫幔蔓鰻」（「豕」は混在するが、異体字に後者が多い。だいかんむり等は後者。「曼」を含む字は「日」の部分で区別あり。）

• 区別あり。「象」(koseki-412790koseki-029620）「豙」koseki-412640koseki-412690「塚」（koseki-060620koseki-060720）「塚」（koseki-061090koseki-061560）「緣」（koseki-309030koseki-309860）

• （4）交わるか，交わらないかに関する例
• 区別無し。「『耳部』茸葺餌『非部』俳匪徘悲扉排腓緋菲蜚裴誹輩祭察際蔡擦存在拵孝教『身部（軀を除く）』兆佻姚挑桃眺誂跳逃『禸部』偶寓遇(1点しんにょう)隅不丕坏胚杯」（「耳」は突き出さないのが多い。「身」は「軀」を除き、突き出す。「禸」は混在する。3画目を縦にするか斜めにするかの区別あり。）

• 区別あり。「聾」（koseki-325960koseki-326020）「遇(2点しんにょう)」（koseki-442180koseki-442770）「萬(4画くさかんむり)」（koseki-353330koseki-355970）『蠆+2点しんにょう』（koseki-445960koseki-446000）
• 「軀」（koseki-431580koseki-431630）「區」の部分も違うが、「身」も異なる。「邁」（koseki-444010koseki-444530koseki-444560koseki-445060）は最後の字のみ交わる。交わる部分での区別はない。
• 交わる例ではないが、「koseki-324020」「koseki-135550」の耳の一番下の斜めの横画が細い。

• （5）その他
• 区別無し。「『牙部（牙を除く）』呀芽夢衆聚驟」（「驟」は該当部分での区別はないが、「イ」のような部分で区別あり。）

• 区別あり。「牙」（koseki-224100koseki-224120koseki-224130）「冴」（koseki-019300koseki-019350koseki-019470koseki-019480）「穿」（koseki-284950koseki-285230）「訝」（koseki-400470koseki-401980）「谺」（koseki-410850koseki-410940）「邪」（koseki-446560koseki-446950koseki-446970）「雅」（koseki-475980koseki-476390）「鴉」（koseki-529190koseki-530180）

• 3　点画の性質について
• （1）点か，棒（画）かに関する例
• 区別無し。「帰班麗」

• 区別あり。「均」（koseki-056130koseki-056620）

• （2）傾斜，方向に関する例
• 区別無し。「考直値埴植殖矗稙置真填慎槙盾循楯遁望『黽部（鼂鼈を除く）』竈繩丑忸狃紐羞鈕」（「盾」は文字コードがない。）

• 区別あり。「鼂」（koseki-545740koseki-545760）「鼈」（koseki-546060koseki-546100）「蠅」（koseki-383240koseki-383670）

• （3）曲げ方，折り方に関する例
• 区別無し。「勢熱競災巡巛拶『瓦部』贊攢纘讚鑽潛濳」（「瓦」は混在。）

• 区別あり。「頑」（koseki-491380koseki-491540）「頓」（koseki-491560koseki-491440）「噸」（koseki-050680koseki-050760）「邨」（koseki-446520koseki-446620）

• （4）「筆押さえ」等の有無に関する例
• 区別無し。「之乏芝便峺梗甦硬粳『又部』『廴部』『文部』『父部』爻『八部（公を除く）』分叭吩穴釟扮枌汾粉貧雰頒松総蚣訟頌沿鉛『雨冠』交佼咬狡絞蛟駮鮫噂奠擲樽楢遒鄭酋鰌鱒溢縊隘鷁」（あめかんむりは混在するが鱗のあるものが圧倒的。）

• 区別あり。「更」（koseki-154820koseki-154850）「雙」（koseki-477550koseki-037430）『壑－土』（koseki-037300koseki-037230）「建」（koseki-108310koseki-108280）「斐」（koseki-151040koseki-151060）「公」（koseki-016930koseki-016980）「盆」（koseki-256930koseki-257020）
• 「廷」（koseki-108170koseki-108180長短も異なる）『采＋彣』（koseki-151140koseki-151160「彡」の接触も異なる）「霮（雨+湛）」（koseki-481240koseki-481500「甚」の部分も異なる。）『雲+甚』（koseki-481550koseki-481740）「校」（koseki-165790koseki-166680）餃（koseki-499690koseki-500080）

• （5）とめるか，はらうかに関する例
• 区別無し。（とめ）「泰啖毯痰餤薗揆更迭毯咽姻恩烟憫欄瀾爛蘭襴」（はらい）「環淡炎談医継園」

• 区別あり。「迯」（koseki-439120koseki-439500）

• 「逖」（koseki-440200koseki-440510しんにょうの点で差があるが、とめはらいでも有り。）「速」（koseki-440620koseki-440080同様に。）しんにょうの差があってとめとはらいの差があるものは多数あり。１点にとめるものが多い。

• （6）とめるか，ぬくかに関する例
• 区別無し。「『耳部』邦街葺迅頷莟陰蔭貪」

• 区別あり。「邦（1画目がノの旧字）」（koseki-446630koseki-446640）「訊」（koseki-400350koseki-400370前者には文字コードが記載されている。後者はなく、人名用漢字となっている。）

• （7）はねるか，とめるかに関する例
• 区別無し。「四『酉部』喚奐換渙湾哂晒栖洒噂奠尊擲楢樽猷猶茜蕕蹲迺遒」

• 区別あり。

• 「酌」（koseki-451470koseki-451580勺の部分に差があるが、とめとはねで違う）「配」（koseki-451500koseki-451590同様に）「水+酉(⿱)」（koskei-451940なぜかとめ）「躑」（koseki-429910koseki-429710同様に）「遒」（koseki-442350koseki-442660）

• その他気づいたこと
• koseki-347880の画数が10となっているが、形とあわない。作り間違えたのだろうか
• koseki-067880縦が斜め。