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Group-talk:康煕部首

From GlyphWiki, the free glyph database

Unicode標準、康煕部首: u2f00 – u2fae

このグループについて

このグループに所属する文字は普通の漢字や漢字部品ではありません。Unicode標準ではこのグループは部首の表示のために含まれました。例えば、ある論文や辞書などに(康煕)部首そのものについて語りたいと使えます。そのため、いずれGlyphWikiで生成されたフォントにも含んだらいいと思います。

しかし、表示のための文字なので、部品として使うことはいかないほうがいいと思います。jeroen 2008年12月28日(日) 12:19

グリフのデザイン

このグループを成作した前に、康煕部首ブロックに所属するグリフは複数が既に匿名利用者に登録されましたが、どう対処しましょうか?この文字の存在は部首そのものを表示するためだけなので、グリフをカンバスの中央に放置したほうがいいかもしれません。例えば:

sandbox@103

でなく

sandbox@104

のほうがこのブロックの文字にふさわしいと思います。ほかの意見がありましたら是非。jeroen 2008年12月28日(日) 12:49

康煕部首ブロックの扱い(通常の文字とは区別しての利用形態を想定する)については議論があるとは思いますが、私はjeroenさんの案に賛成で、「通常の部品としての利用を推奨しない」ことを考えています。したがってカンバスの真ん中に配置するデザインを支持します。あと、すでに登録されているグリフはデザインに癖があるものが多いので積極的に訂正(もしくは通常のUCSグリフからのエイリアス)を希望します。重ねて、康煕部首だけでなくCJK部首(部品)領域の整備もやっていきたいと思います。--kamichi 2008年12月28日(日) 13:20

分かりました。そこで、Group:CJK部首補足も作りました。jeroen 2008年12月28日(日) 13:58

形という面からみると、本物の漢字との一対一関係のある部首は多いが、たとえ「⿕」(u2fd5)の場合は「99:0:0:0:0:200:200:u9fa0」が自動的にエイリアスになります。形は同じですが、エイリアスとして登録するのはよくないかもしれません。

u2fd5

もし将来に誰かがGlyphWikiから生成されたフォントをこのブロックの部首も漢字も含む文章に使いたいと、普通の漢字と区別ができればいいかもしれないので、テストとして、u2fd5の部首で15単位のマージンを加えました:「99:0:0:15:15:185:185:u9fa0」。すれば、エイリアスにもならないし、文字として使うと漢字と区別できるので、こういう扱い方はいかがでしょうか?jeroen 2008年12月28日(日) 15:56

まず、「99:0:0:0:0:200:200:foo」とするとエイリアスになるのは、GlyphWikiの内部ではエイリアスをそのように記述する仕様のためです。--kamichi 2008年12月29日(月) 22:52

次に、GlyphWikiにおいて康煕部首のグリフをマージン付で登録する件については、やや反対です。GlyphWikiにおいてグリフデータは「部品専用グリフ」「一般グリフ」の2つに区別されていますが、それにUCS固有の理由から「部首」を加えるのは複雑になると思います。フォントとして文章(文字)をデジタル化する際に、康煕部首領域のコードを通常の文字として使うことは避けるべきですが、それとGlyphWikiでのグリフデータの扱いを制限(見た目を区別)するのとは別と考えます。ひとつの案としてフォント化するときにCJK字画、康煕部首、CJK部首補助には枠や点などのサインを強制的に付ける(付けなくする設定も可能とします)改良はいかがでしょうか。--kamichi 2008年12月29日(月) 22:52

それはよいアプローチだと思います。jeroen 13:15, 30 December 2008

さらに反対のもう一つの理由として「康煕部首」と並ぶ「CJK部首補助」については部品として使いたいグリフが多く含まれるため、(たとえばIDS記述などに有用なため)逆に一般のグリフと同じ扱いにしてもいいのではないか、という私の考えがあります。--kamichi 2008年12月29日(月) 22:52

確かに、IDS記述などの使用という面から見ると、一般グリフと同じスタイルとデザインがあればいいかもしれません。jeroen 13:15, 30 December 2008

話はずれますが、康煕部首は「関連字」には設定できない仕様になっています。GlyphWikiにおけるUCS漢字という範疇では康煕部首は漢字ではないという扱いにしています。--kamichi 2008年12月29日(月) 22:52

ここまで書いていてGlyphWikiにおける「部品専用グリフ」というのも不要なのではないかとも思うようにもなりました。部品専用グリフを字として論文などの文中で記述したいというニーズはあるでしょうし、GlyphWikiに登録するグリフはすべて同じ漢字・部品グリフと統一したほうが分かりやすくてよいのかもしれません(議論しなければならないことがあちこちに分散してしまっているのでまとめないといけませんね)。--kamichi 2008年12月29日(月) 22:52

詳しいご説明ありがとうございます。では、とりあえずこのグループは、既に登録された漢字と同じ形を持つグリフをエイリアスとして登録しましょうか?関連時は〓ですか? jeroen 13:15, 30 December 2008

はい、エイリアスで登録しましょう。エイリアスにすると関連字は自動的に〓に設定されます。 --kamichi 2008年12月30日(火) 19:50

字形について

現在のところ、規格票に倣った字形を基本的に採用しています(ただし規格票字形は中国風の筆画処理がなされているので、そこは日本風にしてあります)。しかし以下の点などについては、もう少し議論の余地があるように思われます。

  • 右払いのヒゲ(筆押さえ)の有無をどうするか
  • u2f5bu2f87u2fb1の「ヰ」部分をどうするか
  • u2f7bu2fb3u2fb7などを旧字体風にするか否か
  • u2f8cu864du864d-05どちらにするか(規格票ではこれらの中間ぐらい)
  • u2f35をどうするか(規格票(Amd.1~)では繞というよりも単独の文字のようになっている)

参考までに(あまり参考にならないような気もしますが)、Adobe-Japan1-6(小塚明朝)での実装は以下のようになっています。

ご意見がありましたらどうぞ。--mashabow 2009年4月11日(土) 11:00

  • 意見以下ですが、このコードポイントは214部首を特定できればいいので、見た目の希望はありません。正直、Amd.1のu2f35は閉口ものです。--kamichi 2009年4月24日(金) 13:02